イラン旅行記2#10~テヘラン、そして~

旅も終わり Tabiat Bridgeにて友達と再会

無事テヘランに帰って来れたのはいいものの旅が終わりに近づいている寂しさを感じながら過ごした2日間。カラジで家に泊めてくれた友達とTabiat Bridgeで再会。

Tabiat Bridge。ライトアップされるので夜にも来たい
橋の近く。この辺りの水は塩素の臭いが強くてプールの水を飲んでるような懐かしい気分に
橋の近くの公園の近く

彼女は英語の学校で働いているのですが経済が厳しいため金を売らなくてはならなかったと言っていました。どこに行っても生活苦の話を聞きますがそんなに悲観的にはならずに沢山昼寝をする、という印象があります。この日は40℃近くあったのですがそれでもヒジャブを被らなくてはいけないということに不満なので西側諸国に圧力を掛けて欲しい、とも言っていました。体制に対する不満を耳にすることが今回の旅では多かったような気がします。

Azadi Tower 中に入れることを知る

夕方にAzadi Towerに向かいました。2年前に感動したあの建物ですが、中に入れることを今回初めて知りました。お値段はIRR250,000(€1.6程)。現地の人はIRR100,000で入れるようです。価格差がすごいですが200円で入れるので文句はないです。

いつ見ても感動
下から見るとこんな感じ。たまらないですね

この建物の周りは車通りの多い道路で囲まれているため轢かれずに行き来できるか心配だったのですが犠牲になってくれそうな地元民が簡単に見つかったので彼らの影に隠れながら道を渡りました。もう少し慣れると完全に1人でも渡れるようになります。

テヘラン最初のホストと再会

翌日、2年前に初めてテヘランに来た時に最初に家に泊めてくれたホストと再会しました。鼻に包帯を巻いている女性が多いことについて「あれは整形。女性の鼻を殴る人が多いわけではない」と教えてくれた彼女です。あれから2年経ち結婚して引っ越していたのですが泊めさせてもらっている友人宅からは近く30分程で家に到着。

フルーツを沢山ごちそうになり昼食も作ってもらってしまいました。鶏肉、野菜、ポテトをグリルしたものと少し甘く脂っぽい米にバターをかけたものでイランに来て以来お馴染みの味。これは帰国後恋しくなりそうです。その後は彼女と彼女の夫とCatanという戦略ボードゲームをしました。正直最初は舐めていたのですがこれが面白いので近い将来買ってしまうかもしれません。彼女の夫も落ち着いたいい人で非常に歓迎してくれました。押しの強くない落ち着いた人っていいですね。

Darakehにて夕食

夕方に彼女の家を離れて宿泊先の友人宅へ戻り、彼の友人を拾ってテヘランから北に20km程離れたDarakehに夕食に向かいます。雰囲気としてはDarbandに似たようなところで、山や川に囲まれたようなレストランに入ります。

雰囲気としてはこんな感じ
ケバブとスープ、しっかりと炊かれた米

メンタルヘルスや明晰夢、ブラックアウトや変な手術の話等々タブーのない会話で盛り上がった短い4時間でした。23時頃にここを出て友人宅の近くでSnappに乗りIKA空港に向かいました。

どこに行ってもいい思いをする短い2週間でした。

そういえば今回はGolestan Palace他テヘランの中心地に行くのを完全に忘れていましたがまた来ると思うので次回でいいでしょう。

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