バスに乗ること7時間強 シーラーズへ
予定よりも少し遅く起きシャワーを浴びるとイスファーン2人目のホストに朝食を食べて行かないかと誘われたのでごちそうになることに。固めのパンにしては少しふっくらしているパンにクリームチーズを塗って食す。シンプルながらこのパンが非常に美味しい。Kurt Angleの様な風貌のこのホストの元には1日しかいなかったけどまたイスファハーンに来るときは連絡を取ってみようと思います。
さてそんなこんなでKaveh Terminalまで30分程歩きバスの券を購入。お値段IRR520,000。2019年6月のレートで€3.5程。非常に安いですね。
昼前にバスが出て20分程経つと見覚えのあるバス停に到着。そうです。2年前に下りてしまい後に市街地まで10km程歩くことになったあのバス停です。イスファハーンにバスで来る場合は、街の外と市街地でバスが止まるので少し辛抱して市街地で降りるようにしましょう。愚者は経験から、賢者は歴史から学ぶものですよ。そんなこんなで19時頃にシーラーズに到着。
友人宅へ
バス停から1時間程地下鉄に乗り友人宅へ到着。テヘランで会った人の弟で2年前にシーラーズを案内してくれた友人で、翌日夜から徴兵の訓練が再開するという。去年くらいからしばらく鬱気味だったのですが今ではだいぶ良くなったようで訓練も楽しんでいる様子。プロパガンダなのかは知らないですがアメリカ軍はそこまでの脅威ではないと言っていました。
従妹が23時頃に家に来るというのでそれまでに夕食を食べに行きました。前回来た建物の下の階に良さそうなところがあるというのでそこに行くことに。ええそれはまあいかにも中東っぽいレストランですよ。ドーハで行ったシリア料理屋なんかを思い出しました。
そこで羊肉をいただきました。非常に美味しい。羊肉が好きな人はイラン料理は合うと思います。
23時を超えたので会計を済ませようとすると今回はおごってくれとのこと。まあいいかと思って値段を見るとIRR3,200,000とのこと。こんな巨額を請求されたことがないので少しうろたえるも€20程度なのでまあいいかと。美味しかったし。
友人宅でワインをご馳走になる
友人宅へ戻るとご両親が帰って来ていたので挨拶をするとすぐに従妹が3人程到着。一人はワインを家で作っているらしく1.5ℓ程のペットボトルを持っていました。到着した段階で酔っているように見えたのですが大丈夫なのでしょうかね。ワインの味自体は普通よりも不味目でしたがまあいいでしょう。翌日が祝日だというので気にせずワインを嗜みながら25時くらいまで話をしていました。
※イランでは飲酒は禁止されていて捕まるとムチ打ちの刑、3回捕まると絞首刑だと聞きました。実際に刑が行使されることはまれだとも聞きました。ただ酔っている人の話なので真相はわかりません。
翌日、祝日のシーラーズ
少し遅めに起きて朝食を取った後街へ向かいました。前回(イラン旅行記#7~シーラーズ最終日~)訪ねたNasir-ol Molk MosqueやVakil Mosqueをまた見たいと思ったのですが行ってみるとどこも閉まっていました。この日が祝日だというのは前日から聞いておりましたがまさかモスクが閉まってしまうとは。唯一Shah-e Cheraghだけは開いていたようなのですが友人の母が昼食を用意してくれるとのことで友人宅へ戻りました。
※この日は第6代イマームの殉教日だったようなので「祝日」が正しい言葉なのかはわかりません
正直今回は収穫少なし
祝日に当たってしまったということで今回は収穫があまりありませんでした。ただ2年振りに友達に会えたというのと、イランでワインを飲めた、ということは良かったかなと思っています。友人を見送った後に友人の母親が友達家族とピクニックをするというので22時頃までご一緒してからバス停に向かいました。
次回は週末/祝祭日を避けた上で来たいです。