サンクトペテルブルクを出発、モスクワへ
10:30頃に起きてOガとチーズの乗ったハンバーグを食しました。仕事があるのに朝起きるのが遅かったり朝食からヘビーなものを用意してくれたりと普段の生活がどんなものなのかもう少し一緒にいて観察したかったのですがモスクワ行の電車が昼に出るのでOガとは別れて駅へ。12:10にサンクトペテルブルクを出発した電車は10時間後モスクワへ到着。
友人と合流
ロシアに来る前の月に東京でホストした友人(仮にMアとしましょう)が車で駅まで迎えに来てくれました。金曜日だったのでドライブに連れて行ってもらいました。
アレクセイ・ミハイロヴィチの木造宮殿
車に乗ること数十分、街から少し外れたところにあるアレクセイ・ミハイロヴィチの木造宮殿に到着しました。適当なところに駐車して公園を抜けるとそこには木造の宮殿が。
ツァーリと呼ばれる大公や皇帝に当たるアレクセイ・ミハイロヴィチの宮殿で1667に完成。釘やフックは一切使われていない建築とのこと。18世紀に腐敗して取り壊されたものの1990年代に再建され現在は博物館に。270の部屋があるようですが夜遅かったので中には入りませんでした。
その後Mアの家へ。Mアはチョーヤの梅酒が好きなので日本から持って行ったボトルを開けて飲みました。あと記録を見返してみるとバックウィートを食べたりマティーニを飲んだりしてたみたいです。バックウィートって要は蕎麦だったんですね。翌日レーニン廟に行ってレーニンの死体と対面することを話して眠りに就きました。
翌朝、朝食を済ませ赤の広場へ
翌朝10時頃に起きて朝食を摂りました。昨夜の様にバックウィートでも食べて家を出るのかなと思ったら魚を料理してくれるとのことだったのでお言葉に甘えて魚料理を食しました。いよいよレーニン廟へ。
レーニン廟 非常に込んでいて入れず
地下鉄に乗り赤の広場へ。レーニン廟は赤の広場のすぐ近く(赤の広場内ともいえるかもしれません)にあるのですが夏だったので人がかなり並んでいて閉廟時間の 13時まで並んだのに中に入れませんでした。非常に残念。時間のかかる魚料理を朝食に選んだのは判断ミスでした。 レーニン廟に行く時は魚料理は避けましょう。でもエルミタージュ美術館に加えてまた来る言い訳ができたのでいいとしましょう。次回はOガにバウチャーを出してもらうのでビザ申請も楽になるはずですしそれにロシアの雰囲気は好きですし。
それにしても死後に保存されて展示されている期間の方が生きていた期間よりも長いとは不思議な感覚ですね。
トレチャコフ美術館
レーニンの死体を見逃した後はトレチャコフ美術館へ 。2018年後半から2019年初頭辺りまで渋谷周辺の駅で広告を見ることが多かったので馴染みのある人もいるかもしれません。私は全くの初見でした。ただ何となく見覚えのあるような、無意識化に刷り込まれているような、もしくはそう思わされるように自然に入ってくるような作品が多くて楽しめました。入場料はRUB500(約850円)で英語のオーディオガイドも同じ値段でした。
生憎2時間程しか時間がなく駆け足で回ることになりましたが面白かったのでお勧めです。
急いでドモデドヴォ空港へ
Mアの家に戻りドモデドヴォ空港行の電車を予約。駅までMアが車で送ってくれたのですが発券に手間取り窓口的なところへ走る羽目に。その後プラットフォームまで走りギリギリ電車に乗れました。
ドモデドヴォからイルクーツクを経由して成田へ。イルクーツク空港は国内線ターミナルと国際線ターミナルが繋がっていないので外を歩いて国際線ターミナルへ向かいました。この空港で買ったヌガーの様なお菓子がセメダイン風味で会社の人からは大不評でした。
簡単な質問に怒声で返されるとロシアの空港に来たのだなと実感します。 街中の人は本当に親切だったのですがね。
8日間という短い期間でしたが全泊に渡りCouchsurfingができ、どこに行っても友人に案内をしてもらえるという非常にいい旅行でした。不親切な空港職員とそれ以外の陽気で酒飲みなロシア人との間にギャップがあったのですが街に出れば後者寄りの人が多いことが分かり安心しました。
キリル文字も少し読めるようになると面白いので忘れないようにしようかなと。ビザの申請が少し面倒ですがロシアは面白いのでお勧めです。