フィリピン旅行記#4:セブ島
~ピンプに絡まれて飛行機に乗り遅れて~

飛行機に乗れなかった話

Moalboalでマリンスポーツを楽しんだのであとはCouchsurfingのホストの家に戻り空港に向かえば翌日朝には成田空港に到着し今回の旅は無事に終了、その足で仕事に向かっていつも通り仕事ができれば仕事の日の早朝に帰って来るスケジュールで旅行に行っても問題ないということになったのですが渋滞に巻き込まれて空港に間に合わなかった話。飛行機に乗り遅れただけではなく忘れてはいけないものを現地に置いてきてしまったのですがそれに気付いたのは成田空港に到着した後のことでした。

ホスト宅の近くで子持ちのピンプに絡まれる

バスが夕方ホスト宅の近くに到着したのでホストに連絡を取り彼女の到着を待っていると、近くにいた子持ちの男性が話かけてきました。

ものすごくソフトな話し方をする男性で、「どこから来たの?」「セブでは何をしたの」「セブには何日いたの?」等々聞いてきました。

文字に起こすとしたら全てひらがなで、そのひらがなも口に入れたらすぐに溶けてしまうようなソフトな話し方でした。

急いでいるとはいえそこで待つしかなかったので会話をしました。

すると「フィリピンでワイルドな体験はした?」(近くにいた女性を指さして)「このビッチをファックしたくない?」とソフトな物言いでハードな質問を投げかけてきました。

近くにいた女性もその男性の一味だったこと、赤ん坊を抱えたソフトな物言いの男性から「ビッチ」や「ファック」と言った言葉が出て来たことに困惑しているとホストが荷物を持ってやって来ました。

お礼を言いGrabに乗り空港へ。

空港到着も既に飛行機が出る15分前

ホスト宅の近くに着いた時点で既に遅れていたのですが、そこから空港に行く間も渋滞が酷く、空港に着いた時には飛行機が出る15分前でした。

航空会社のカウンターに行きまだ間に合うか聞くももうゲートは閉まってしまっているとのこと。

飛行機に乗り遅れるのはこれが3回目なのですが、1回目2回目は無料で次に出る飛行機のチケットを発行してもらえました。

今回もそうなのかなと思いながら航空会社の人と話をしていると、どうやら自分で新しいチケットを買う必要があるとのこと。

厳しめのスケジュールを組むことで旅費を節約するという当初の目的もむなしく、無駄な出費3万円程を支払い明け方の飛行機を待つことにしました。

成田空港に到着するのは翌日午後なので仕事も休むことになりました。

結論:フィリピンの交通量を舐めるな

今回の敗因は、Moalboalからの復路(昼)にかかる時間をMoalboalへの往路(早朝)と同じくらいだと想定してしまったこと。

早朝の移動の2~3倍くらいの時間がかかることもありえると思っておいた方が良いのかなと。

それと、ソフトな物言いのピンプが近付いて来ても話には乗らない方がいいかと思います。

帰国後、社用携帯を忘れたことに気付く

翌日、成田空港に到着した後に荷物をあさっていると社用携帯が見つからないことに気付きました。

「家に置いて来たんだっけ?」「旅行後直接仕事に行く予定だったんだからそれはない」

「会社に置いて来たんだっけ?」「社員証等仕事に行くのに必要なものはまとめて持ってきたからそれもない」

「・・・セブに置いて来たのか」「ホストに荷物をまとめるように伝えた時が怪しい」

「あーあイリュージョンとかが使えて社用携帯を会社にテレポーテーションできたらなー」「今からでも遅くないかもしれない」

等々自己問答の結果どこにあるのか見通しがついたのでホストに連絡を取ったところ、やはりホストの家の2階のベッドにあったとのこと。

物をなくした時に自己問答でそれがどこにあるのかが分かる自分の能力に感謝。

最悪その週末にまたセブに行けばいいかと思い眠りに就きました。

社用携帯の件ではノーダメージ

翌日、自分がイリュージョン系の能力者であることに希望を託しながら出社するも現実は厳しく、社用携帯は会社にはありませんでした。

ただ、元々その時期に社用携帯を買い替えることになっていて、ちょうどその週に新しい携帯が来るとのことだったので業務には支障ナシ。

また、ホストの友人が次の週に東京に来ると言うのでその人に携帯を持って来てもらうよう手配して事なきを得ましたとさ。

今回は自分の幸運に助けられましたが次回以降は会社関係の物を旅行に持って行かないことにしました。