イラン旅行記#5:テヘラン最終日
〜Azadi TowerとMilad Tower~

テヘラン3日目

テヘラン3日目にして最終日。前日にホストしてくれた人が親切に朝食を用意してくれた上にAzadi Towerの近くまで送ってくれました。Azadi Towerは何時間でも見ていられるような建物なので非常にお勧めです。また、Milad Towerという建物も見物です。

朝食後、Azadi Towerへ

昨夜26時頃まで話が弾んでしまったものの家に泊めてくれた人は仕事があるはずなので少し早めに起きて彼が起きるまで待っているもなかなか起きてくる様子がありません。

まあいいか。起こされるまで寝てようかと思っていると朝食ができたと声を掛けられます。

仕事に出なきゃいけない時間は過ぎているはずですがお言葉に甘えて薄いギプスみたいなパンとジャムを嗜みます。これが固いけど美味しい。

考えてみると旅先で3日もお酒を飲まずにいるのは非常に珍しいのですがそんなことも気にならないほど話が進みます。

こんなに時間を取ってしまっていいものなのかと思ったけどまあいいのでしょう。

そんなこんなで家を出てAzadi Towerの近くまでバスで送ってもらいます。

その間にイランでの婚前交渉、婚外交渉事情を聞きます。既婚女性と不倫関係になると女性は酷い目に合うけど男性はそんなにお咎めがないのだそうです。

また、死ぬまで石を投げられるとかそういう話はよく聞くものの実際に見ることはまずないのだとか。何もする気はないですし何も起こりそうな気もしないですがひとまず安心しました。

Azadi Tower

言わずも知れたAzadi Tower。近くのバス停で前日泊めてくれた人と別れて塔に向かうも交通の状態がよろしくなく車が激しく行き交う道路を渡る羽目になりました。

もう3日目なので慣れてるとはいえ保険にも入っておらずSimカードもないので油断はできません。

現地民が道を渡るタイミングで何とか道を渡り塔に近付くとものすごく綺麗な建物です。

圧巻。橋を見上げながら橋の下を何度も行き来しました

なんでもペルシャ帝国建国2500年を祝って1971年に建てられたのだとか。幾何学模様とねじられたような構造、名前も知らないようなきれいな石でできた建物で午前中しかいられませんでしたが夕方にも来てみたいなと思わせられるような場所です。

Milad tower

その後21:00発シーラーズ行きのバスのチケットを買いTohid駅からMilad Towerまで徒歩で向かいました。

途中ノンアルコールの甘いビールのような飲み物を買ってすぐに後悔しましたが慣れてしまえばこっちのもので美味しく飲み干しました。

ノンアルコールの飲み物。慣れれば飲めます

Tohid駅から歩くこと2.5時間程。途中高速道路のような道に入ってしまいこれ以上歩けないのではと思いましたが歩けば着くもので無事到着。

高さ435mで世界で6番目に高い建物なのだとか
入口の近く。イスラムっぽいですね。
上からの景色

高さ435mで世界で6番目に高い建物とのことです。

上からの眺めはまあまあだったので日が暮れるまでいたかったのですがここからホストの家を経由してバス停まで行くのに何時間かかるか分からなかったので18時頃に建物を出ることにしました。

途中地元民にペルシャ語で話しかけられて何を言っているのかわからなかったのでOK OKと言っていたら「本当に?いいの?」みたいな反応をされて臓器移植に同意でもしてしまったのかと恐くなり早めにタクシーに乗りホストの家へ向かいました。

ただ渋滞が酷く思った以上に時間がかかってしまいました。

その後ホストの家でシャワーを浴びたりお茶を飲んだりして20時前にSnappを呼び家を出ました。

30分もあればバス停に着くだろうと思っていたらここでもまた渋滞が酷く、それに加えて運転手が渋滞を避けようと変に回り道をしだすので不安になります。

Googleのルート検索は渋滞情報も考慮したうえでの情報を返してると思うのですが、その旨を伝える手段を持ち合わせていなかったので黙って待つこと1時間程。

バスが出る5分程前にバス停に着きバスに乗り込みました。

結局バスが出たのはバスに乗って20分程してからだったので焦る必要はなかったですしなんならバス停で歯も磨けたのですが間に合ったので文句は言わないことにすしました。文句を伝える手段も持ち合わせてなかったですし。

その後13時間程バスに乗りシーラーズに到着しました。