ロシア旅行記#6:サンクトペテルブルク2
~クンストカメラと船上パーティー~

前日のシャワルマのせいか体調が悪い

10:30頃に起きるとOガがオムレツとステーキを焼いてくれました。前日にシャワルマを食べてから調子が悪いというのでOガは何も食べずに仕事へ。自分は二人分の朝食を食べることに。完食する少し前から自分も体調が悪くなったのでOガ宅で休むことにしました。14時頃まで休むと回復してきたので血の上の救世主教会へ。

血の上の救世主教会

ハリストス復活大聖堂とも。ロシア帝国の皇帝アレクサンドル2世が襲撃された場所で、弔いのために1907年に完成したとのこと。ロシア革命後はソビエト政権の管理下に置かれて野菜倉庫に。1970年代に聖イサアク大聖堂に譲渡されて復旧した後、1997年から一般公開されるようになったとのこと。案外新しい割に野菜倉庫っていう下積みも経験してるんですね。

川沿いにそれっぽい建物が
生憎改装中でしたがそこは想像力と画像検索で補って下さい

Soviet Lifestyle Museum

川沿いを歩いているとSoviet Lifestyle Museumというものが目に入ったので中に入ることにしました。入場料は大人RUB350(600円程)。

この熊は何故か見覚えがあります
いつぞやの通貨とおもちゃ
見た目に惹かれた雑誌の表紙
プーチンとかターミネーターとか

大きい博物館ではないので30分もあれば回れるかと。時間があれば行く程度でいいと思います。

クンストカメラ

前日Oガに勧められた博物館。ピョートル大帝のコレクションや世界各国の芸術品を展示している博物館。 15:15に到着したのですがかなり混んでいて中に入れたのは16:00を回った頃なので朝早くに行った方がいいかもしれません。入場料はRUB300でLifestyle Museumよりも安いのは驚きです。

まず1階は世界各国の芸術品や昔の物が展示してあります。日本やアフリカなんかもフィーチャーされています。

よくわからないもの
昔の狩りの様子。獲物にすぐにバレて逃げられそう
日本関係の展示も
皿とか硯とか扇子とか
浮世絵

さて、階段を上ったところからがメインになります。下の写真はピョートル大帝の死相。ピョートル大帝は元々沼地だったサンクトペテルブルクを開拓して街にした人物。科学全般に精通していて奇妙なコレクションもしていたようです。

ピョートル大帝の死相
巨人の骨格

胎児や異常のある動物等の展示もあり個人的にはこれがハイライトでした。

どんな状態なのかと

体が繋がってしまった双子、顔が発達しなかった子供に並んで脚が4本ある鳥が展示されていたのですがインパクトには欠けます。せめてここには並べない方が良かったのではないでしょうか。

体の繋がった双子と顔の発達しなかった子供
もうすごいことになってますね

想像以上に面白かったので非常にお勧めです。

エルミタージュ美術館に行くも閉館間際

その後17:30頃にエルミタージュ美術館に行ったのですが閉館間際とのことだったので中には入りませんでした。朝にダウンしていたのが悔やまれます。また来るしかないですね。

エルミタージュ美術館の中
エルミタージュを外から

聖イサアク大聖堂

ピョートル大帝の時代に建設されて18世紀に現在の場所に移されるも軟弱地盤と落雷のせいで再建築が必要に。19世紀半ばに再建されたようです。ソ連時代には博物館になっていたとのこと。

いかにもな大聖堂ですがロシア正教会っぽさは弱くギリシャ建築っぽさが伺えます
中には入りませんでした

Oガの仕事が終わって港で会うことになったので中には入りませんでした。

船上での誕生日パーティ

Oガの誕生日パーティに招かれたので港でOガと彼女の友達数人と合流して船へ。

船。中にはレストランがあります
船内。ちゃんとしている
肉が美味しかった
船から。向こうに見える橋は夜には上に開くのだとか

2時間程して港に戻って来たのでその後バーに行きOasisのDon’t Look Back in Angerをステージ上で歌う程酔うくらいお酒を嗜みました。日本のバーで歌うと周りの人も歌ってくれるので歌が下手でも問題ないのですが今回一緒に歌ってくれたのはバックシンガーのみ。文化の違いとは恐ろしい。

そう言えば船代と料理代を払った記憶がないですが後で飲み物代を出したのでいいでしょう。

翌日昼にサンクトペテルブルクを出てモスクワに戻りました。

ヨーロッパの様な街並みに見え隠れするソビエト感、それに加えて会う人会う人が親切だったのでサンクトペテルブルクに住むのもありだなと思います。あとはビザと仕事ですね。