2度目のイラン旅行の準備
2度目のイランということに加え、前回の旅行でできた現地の友達とやり取りを続けていたことで今回の旅行はだいぶ楽になりました。前回の反省も踏まえて準備したことを綴ります。え？まさかこれを読まずにイランに行くのですか？
Simフリー端末
前回持って行ったXperiaが見事にSimロックされていてネット環境ゼロの旅となってしまった反省を踏まえたらこれは必須です。Simフリーのスマホに加えてタブレットも持って行ったのでオーバーキル気味でしたが盗難等の恐れもあったので2台体制で行きました。
ポータブルWiFiを手配する、と言う手もある(＊)ようですが現地でSimカードを買った方が安いです。4GB/月でIRR500,000（2019年6月のレートで€3.5程）のSimカードを空港で買いましょう。現地の人によるとIrancellのSimカードがお勧めとのことです。
＊ポータブルWiFiについては情報がいろいろあるのですが結局イランはカバーしていないというパターンが多い印象です。
VPN
イランではCouchsurfing、Facebook、Twitter等が規制されているのでそれらのサイトにアクセスするのに必要です。前回活躍したPsiphon、トルコやマレーシアで活躍したTurbo VPN等を入れていったのですが今回はあまり活躍せず、現地の人に教えてもらったThunder VPN、Secure VPN等をダウンロードして使いました。イラン国内でもダウンロード可能です。場所や時期により使えたり使えなかったりするので現地の人に何を使っているか聞いてみるといいと思います。
私は大丈夫でしたがたまにWhatsappやTelegram等も規制が入りVPNがないと誰とも連絡ができない、ということがあるようです。
ちなみに2019年現在LineはVPNナシでも問題なく使えました。
電源変換プラグ
イランのコンセントはヨーロッパと同じ（・・）←のような Cタイプなので日本の電化製品を持っていく場合は変換プラグが必要です。マルチに変換できるタイプの物が一つあると非常に便利です。
Couchsurfingのホスト探し
前回はテヘランでの3泊のみCouchsurfingを使いましたが今回は全泊Couchsurfingすることにしました。最初はホストにこちらからリクエストを送っていたのですが途中からPublic Tripに投稿したところホストからのオファーが毎日来るようになりました。Couchsurfingにもかかわらず金銭を要求してくるような人、少しおかしそうな人等からのオファーは断りレファレンスもあり問題なさそうな人からのオファーを受けることにしました。他の国ではないくらいオファーが来たので驚きました。
現金（ユーロもしくはドルが望ましい）
前回と同じで国際クレジットカードが使えないため現金が必要になります。ユーロとドルはどこでも両替ができたので持っていた方がいいです。日本円が両替できるところはあまり見ませんでした。
それと1枚の€100札がIRR500,000札30枚とかになるので財布が分厚くなることも覚悟しましょう。一番大きい紙幣を30枚も財布に詰めてるところを見られたら誘拐されてしまいそうなので他の荷物に分けるのもいいと思います。
ティッシュ
イランには公衆トイレが日本並みにたくさんあるのですが紙はまずないので自分で用意する必要があります。都内住みの人なんかは駅前をちょいと歩けばティッシュをもらえるのでイランに行く前にためておきましょう。ティッシュの広告の部分をあげると喜ぶ人もいました。
日焼け止め
冬はわかりませんが日差しが強いので日焼け止めはあった方がいいと思います。
いろんな人に話しかけられるので心の準備
観光客が珍しいので街を歩いているととにかくいろんな人から話しかけられます。「どこから来たの？」「イランへようこそ」「名前は？」「イランは好き？」「写真撮ってよ」等々とにかく話しかけてきます。急ぎでない時は極力丁寧に対応してあげると喜ばれます。急いでいる時でもイライラしないで下さい。
私はNaqsh-e Jahanで友達を待っている時にしつこく写真を頼まれてイライラして嫌な態度を取ってしまったので反省しています。「噴水とモスク、どっちを背景に写真を撮りたい？」と聞かれた時に「あなたの写真だからどうでもいいよ」と冷たく接してしまったこと、反省しています。
以上、思いついたことを綴りました。前回できた友達の家とCouchsurfingのホストの家に泊まったので今回はホステル代はゼロになりました。また、現地の人の家に泊まったのでイランの家庭料理を食べたり隠れた名所に行ったり、夜に徘徊したり、前回体験できなかったことができました。それについては次回以降書いていきます。