2019年10月半ば、タリンで2日過ごした後はリーガで2日半過ごしました。リーガはこれまた小さい街ですが旧市街ではメルヘンチックな景色が広がり2日程歩いて周るのには非常に面白いところでした。また、ラトビアは女性比率も世界で一番高いという期待してしまう国です。下記、秋真っ盛りの時期に過ごした2日半の記録です。
タリンからの移動手段:Ecolines
タリン→リーガのバスはEcolinesで€16.50(約2000円)でした。9:30にタリン郊外のバス停を出て14:00頃にリーガ市街へ。タリンと比べると気温が数度高く、寒いという印象はありませんでした。
チケットを購入するとメールでチケットのPDFが送られてくるのでそれをスマホで表示してパスポート等IDと一緒に運転手に見せるとバスに乗れます。9:30出発でも容赦なく9:29頃に出発する勢いなのでバス停には早く行きましょう。
バスの中にはトイレがあり、お茶やコーヒーも追加料金ナシで飲めるという太っ腹な会社です。それに加えてWiFi環境も整っているので非常に助かりました。また、 大きい荷物がある場合はバスの腹に格納できます。
宿泊場所:今回はホステルへ
タリン滞在中およびバスでの移動中にCouchsurfingでホストを探したのですが生憎見つからず。到着後も野良WiFiを探して何人かに連絡を取ったのですがいい返事がもらえなかったため今回はBooking.comでホステルを探しました。
①Riga Hostel(住所:Merķeļa iela 1, Centra rajons, Riga)
リーガの中央駅に当たる駅から徒歩数分のホステル。一泊€5だったので期待もせずに行ったところ、警察と宿泊客と受付が揉めているではないですか。ロシア語で話していたので何があったのかはわかりませんが嫌な予感がしました。
警察と宿泊客がおとなしくなったので受付にチェックインしたいとの旨を伝えると、すでに満室とのことで予約したのとは別のYellow Hostelというホステルに案内されました。同じ建物内の別の階だったのでまあいいでしょう。
ところが:
・風呂、トイレ、台所は別のホステルと共用
(自分のホステルにあるのは部屋だけで風呂もトイレも台所もない)
・ドミトリーの男性が全裸でウロウロしている
・台所のシンクが壊れていて何も洗えない
・台所の電子レンジの中が汚くとても使える状態ではない
・ドミトリーの男性が全裸でウロウロしている (上の男性とは別)
・翌朝起きると大便が廊下に転がっている
・翌朝起きるとどのトイレも故障している
という酷い状態。幸い一泊しか予約していなかったので別のホステルへ。安い宿に泊まる時は一泊だけ予約して様子を見るといいでしょう。
②Next Generation Hostel(住所:1 Marijas iela dz. 9, Centra rajons, Riga)
上のホステルから徒歩3分程のところにあるホステル。一泊€6だったので期待していなかったのですがこちらはとても綺麗で何の不満もなく2泊しました。
これで①と②のホステルのオーナーが同じだと言うのだから驚きます。
リーガ旧市街
リーガ旧市街と言えばHouse of the Blackheadsでしょう。リーガで最も有名な建物と言っても過言ではないでしょう。旧市街の奥の方にありますが地図を見なくても感覚で歩いて行くと辿り着きます。
気の向くままに旧市街を歩きます。
奥に見える青い建物はバルト三国っぽいです ロシア正教会っぽい教会 こんな建物を見ると歩くのが楽しくなります これまた味のある建物。カフェかレストランでしょうか プラスチックでできたような建物 Swedish Gate。スウェーデン感はそこまでないですが ロシア正教会とは違った趣の教会のある広場 こういう広場は好みです。夕方なんかに来ても綺麗でした また異なる趣の教会 ヨーロッパの狭い路地が大好きです なんとなくバルト三国っぽい色使い コンサートホールとか図書館でしょうか 猫も寝出す秋の一日 教会 恐らくシアターホール 街の中心に大きな公園があるのはいいと思います
ラトビアが独立した時に神戸がリーガに友情の印として送った時計のようです。素晴らしい。
リーガと神戸の時間を刻んでいます 調べたらリーガと神戸は姉妹都市になっているようです
The Museum of the Occupation of Latvia
歩いていたら面白そうな博物館があったので行ってみました。ラトビアは第二次大戦中にソビエトに2回、ドイツに1回侵略されている(ソビエト→ドイツ→ソビエト)ようでその時期の出来事について展示がされています。
入場料はなんと無料。気に入ったら寄付箱があるのでいくらか落としていってあげてください。
こんなの入るしかないでしょう 当時の天皇皇后両陛下も来られていたようですね ヨーロッパは国境線がコロッコロ変わるので複雑で面白い 支配元がドイツからソ連に戻った時
夕方の旧市街地
夕方の旧市街地もライトアップされていて綺麗です。夜に歩いてもあまり寒くなかったのでいい時期に行ったのだなと思います。
素敵な公園 夜の広場 夜の赤い建物 夜の海 リーガで一番長い建物のようです
旧市街とは反対側へ
中央駅をはさんで旧市街とは反対側にも足を延ばしてみました。市場や大学、ベラルーシ大使館等がありました。
市場。食べ物から服まで売っています Riga Building College この建物の左手前にベラルーシ大使館がありました
ラトビアご当地料理
ご当地料理も食べました。薄味ですがまあまあの味でした。ホットポットに入っていた肉は美味しかったです。
スープ。まあまあ ホットポット。肉やジャガイモ、野菜が入っています。これもまずまず
無料トイレ
個人的にヨーロッパでの旅行で困るのがトイレ。日本で生まれ育った身としてはおしっこのためにお金を払う文化に寄り添うつもりはないので何としても無料のトイレを探したいところ。
同じ思いをしている人に朗報。旧市街の公園に無料のトイレがあります。Googleマップのリンクを貼っておくので困ったらこのトイレに走ってください。
9:00~21:00まで利用可と書いてありますが20:40頃には閉じてしまいます 無料でこれなら十分すぎるでしょう
ビール
リーガではビールは22:00までしか買えないので注意しましょう。下、21:50頃に酒屋に走って公園で飲んだビールです。暗い公園に行くと同じような考えの人たちが木陰のベンチでお酒を飲んでいます。
女性比率:確かに高い...気がする
ラトビアは女性比率が世界で最も高い国だというのは前々から聞いていて楽しみにしていました。現地に実際に行って見ると、確かに女性が多かったような気がします。
現地の人が行くようなバーに行くと女性のグループが沢山いて、外を歩いていても現地民であろう女性同士が待ち合わせをしていたり、女性の方が多いグループが歩いていたりしていた印象を受けました。
それと美人が多いという印象も受けました。バルト三国、ベラルーシ、ウクライナと美人の多い国を回ったせいで途中から美人のゲシュタルト崩壊に苦しみました。
リーガを出発しヴィリニュスへ
そんなこんなで2019年10月21日の昼にリーガを出てリトアニアのヴィリニュスに向かいました。ヴィリニュスではベラルーシのトランジットビザを申請するという大事なイベントが控えています。