イラン旅行記2#5~イスファハーン~

テヘランから7時間程のバスの旅

バスが9時半頃にTehran West Terminalを出るので早起きしてBulletproof Coffeeをごちそうになり家を出るまで話をする。友人がここ最近ケトジェニックダイエット中とのことでメリットを聞く。完全に炭水化物を断つのではなく断食状態と低炭水化物状態をメインにたまに炭水化物を食べる、くらいのトーンで帰国後自分も始めることにしました。2019年8月現在継続中です。

関係ないですが”bullet”を「バレット」と読むのはなんでなんでしょうね。発音記号を見ても音を聞いても絶対に「バレット」ではないと思うんですけどね。”Bullet Club”を「バレットクラブ」って読んでいるのはどうかと思うんですけどね。まあそんなもの例を挙げたらきりがないですが。

友人と別れEram-e Sabzから地下鉄に乗りSadeghieh駅まで行きそこからWest Terminalへ。お値段IRR10,000程。当時のレートで€0.07。もう無料と見てもいいでしょう。Snappに乗ったとしても€1するかしないかなので市内の移動はすべてSnappでもいいと思います。私はなるべく安い方法で移動しますが。そんなこんなで時間ギリギリにバス停へ。

トイレ休憩中。途中からまぶしくて目を開けていられなかった。

イスファハーンに到着

テヘラン出発から7時間後、イスファハーンのKaveh Terminalに無事到着。Couchsurfingのホストと合流しました。弟をバイオリンの授業に連れて行くというので音楽学校に一緒に行きました。地元の小さい音楽学校に観光客がいるという違和感を視線に感じながら30分程待つともう授業が終わったとのこと。ホストの家に戻りました。このホストも家族と暮らしていて父親が遅めの昼食兼夕食を出してくれました。少し脂っぽくて甘目の米が美味しくて帰国後に作ってやろうかなと思いましたが帰国後まだ米を炊いてません。

女性のホストの家に2泊、男性のホストの家に1泊させてもらいましたが基本女性は結婚するまで家族と暮らすようです。女性のホストのところに泊まるとホストの祖父母、従妹、兄弟姉妹の友達とまで知り合いになることになります。家庭料理なんかもごちそうになりました。

見どころ1:Naqsh-e Jahan Square

前回も来たNaqsh-e Jahan Square。「世界の半分がそこにある」と言われ、天安門広場の次に大きい広場です。綺麗でボーっと座りながら一日中過ごせます。

マイクが無い時代に演説が響くように設計されたとか
昼は40℃近くあったのですが結構混んでいました
広場の周りのバザール。歩くだけで楽しい
広場の後ろ側はこんな感じになっています
夜のNaqsh-e Jahan Square。気温もちょうどよくて綺麗なので夜はお勧めです
2年前は修復中だったような気がします

見どころ2:橋 (Sio Se Pol、Khaju)

写真が無くて申し訳ないですが Sio Se Pol BridgeとKhaju Bridge を見に行きました。この時もやはり川は完全に干上がっていました。夜に行くと人が橋の下で歌ったり踊ったりしていました。表向き公共の場で歌ったり踊ったりするのは禁止されているのでこういう場で発散しているのかもしれませんね。

見どころ3:山(Mt. Sofeh)

これは最初のホストとその従妹に連れて行ってもらったのですが遊園地、動物園も敷地内にある岩山で、24時過ぎに行ったにもかかわらず子供連れの家族がピクニックをしたり外で寝たりジェットコースターに乗ったりしていました。夜の山で絶え間なく叫び声が聞こえるのはどうかと思いましたが多分みんなジェットコースターに乗っていたのでしょう。週末ということもあったと思いますが夜のピクニックが好きな人が多いと思います。

山の7合目くらいから
街が一望できます。さっきまでいた橋なんかも見れました

それと個人的に食べたかった羊の脳みそを見つけたので食べました。クリームチーズとレバーを混ぜたような食感と独特の風味があり最初は気持ち悪かったのですが慣れると普通に食べられました。途中からは少し美味しいかもしれないと思い始めました。

羊の脳みそ。事前に話には聞いていてやっと見つけたので食す

現地の人に聞いた話

ホスト1(女性)

  • 女性は結婚するまで家族と暮らすのが普通で20代の女性にとっては不満
  • 海外旅行に行くのにも父親の同意が必要で女性に自由はない
  • 革命の前の方が自由だったはず
  • 海外に出たい
  • 英語は語学学校に8か月くらい通って話せるようになった
  • 羊の脳みそは美味しい

ホスト2(男性)

  • 車の購入資金を貯めていたがインフレでスマホとPCだけしか買えなくなった
  • インフレでお金を貯めておいても仕方がないので父親が家を買ってくれた
  • 修士号もしくは博士号を取りにドイツに行きたい
  • 経済が良くないので海外に行きたい人が多い

等々。経済が良くないというのはよく聞きましたが車を買うために貯めていたお金でスマホとPCしか買えなくなってしまったというのは衝撃的。また、イランリアルの価値が暴落したため2019年6月現在の家賃は大体$60~$80/月と 同じバスに乗った人が言っていました。€100札が何枚か財布に入っていたので誘拐されなくてよかった。

予定を変更してシーラーズへ

現地の人に案内してもらった3日間で大変満足。当初はイスファハーンからヤズドに行く予定だったのですがシーラーズの友達の徴兵が始まるため予定を変更してシーラーズに向かうことにしました。

次回は文句を書きます。